◇「ゆりかごの歌」をプレゼントしましょう


 先日帰省した折、ちょうど母親の誕生日だったので、Oeufs(うふ)のCD「ゆりかごの歌」をプレゼントした。
 母は昭和7年(1932年)生まれ。ばりばりの昭和ひと桁世代で、戦中戦後に多感な年齢をすごした人たちのひとりだ。
 戦中とはいえ、生活がすべて真っ暗だったわけではなく、楽しいこともたくさんあったし、歌もうたっていただろう。
「ゆりかごの歌」を見せたら、
「全部知ってる。いまでも歌える」
 とうれしそうな顔をしてくれた。とはいえ、最後のオリジナル曲は知らないはずだが。
 プレーヤーにかけると、さっそくいっしょに歌いはじめた。
 アレンジはあたらしくしてあるが、メロディと歌詞はそのままだから、いっしょに歌える。実に楽しそうだ。
 いいプレゼントになったと、私も大変うれしくなった。
 父親が去年の春に亡くなったばかりで、それには間に合わなかったのがちょっと残念。父も音楽がとても好きな人だった。
(水城)



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